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執筆者の写真天野 早人

早稲田大学公共政策研究所「身近な地域から公共政策を考える連続公開講座」ゲスト参加

更新日:2021年8月17日

地域のサステイナビリティって?

本日2021年7月10日、早稲田大学公共政策研究所主催の「身近な地域から公共政策を考える連続公開講座」にゲストでお招きいただきました。宮田宿の北端、喜多屋東蔵前から最小構成の機材を使って中継しました。電源は隣接する民家からお借りしました。ご協力ありがとうございます。


テーマは「地域のサステナビリティ(持続可能性)を捉え直す~中山間地域の小規模自治体の『半世紀』に及ぶ地域づくり~」ということで、開田高原@木曽町、宮田宿@宮田村の事例報告を踏まえての意見交換でした。


基礎自治体の境界線は適当に線を引いた単純な仕切りではありませんし、公共サービスを提供する役所のテリトリーということだけでもありません。先人達がまもり、そだて、つないできた物語がたくさん詰まっています。


その基礎自治体の自然とか、歴史とか、文化とか、景観とか、風土とか、自治とか、コミュニティのようなものには地域性があって、バラエティーに富んでいます。そういうようなものに寄って立つ地域づくりをしていくこと、そこに磨きをかけていくことが、サステイナビリティなのだと思いますし、アイデンティティとか愛着につながっていくことであり、観光資源にもなりうるのではないかと思います。


わたくしども住民もそのことを再認識しなければならないし、そのことに共感をもってもらえる皆さんが集ってきて住まう、そういう選択肢をお示ししていかないと、他の基礎自治体(特に利便性の高い都会)との住み分けはできないんじゃないかと、感じました。お粗末様でした。


【追記(2021年8月17日)】

本講座の公式記録が公開されました。

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宮田人
​天野早人

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